基礎講座2-1 コア豆講座 ケニア
こんにちは、せんせーです。
今回からコア豆についてそれぞれ具体的に紹介していきたいと思います。第1回は、私が個人的に好きなケニアのお豆です。
名前;ケニア(KEN)
ローストレベル;MEDIUM
酸味;HIGH
コク;MEDIUM
加工方法;水洗式
生産地;アフリカ(ケニア)
キーワード;Juicy(ジューシーな)&Complex(複雑な)
相性の良い風味;グレープフルーツ・ベリー類・カラント(スグリ)
上記がKENの基礎知識になります。アフリカのコーヒー豆は、全体的にフルーティで香り高くユニークな風味が特徴ですが、KENは特にその特徴が現れた豆だと思います。MEDIUMローストの中では比較的ローストが浅いこともあり、酸味も強めでさっぱりとした味わいですね。その酸味からグレープフルーツのような柑橘系・ジューシーなベリー類などと相性が抜群です。カラントは一見馴染みが薄い名前ですが、別名カシス。そう聞くと一気に相性が良いことが想像できるのではないしょうか?
淹れたときの印象は、熟したトマトのようなジューシーさ・酸っぱさを感じる香りでした。飲み心地はさっぱり目で、口に残る苦味もあまりないコーヒーだと思います。しかし、スターバックスで販売しているコーヒー豆の中では酸味が強い方ではあるので、酸味が苦手な方はあまり好まない味かもしれません。
そのさっぱり感からICEDとの相性も良いです。コールドブリューとして家で作ると更にさっぱり感がましてごくごく飲める一品になります。
ケニアは写真の場所にあります。名峰として有名なキリマンジャロ山はケニアと南隣タンザニアの国境付近にあります。ちなみにアフリカ大陸で2番めに高い山はケニア山。
ケニア産コーヒーのスターバックスにおける歴史は古く、1971年から発売されています。ここから世界各国の店舗に並ぶコーヒー豆が50年以上届けられていると思うとなんか感動してしまいます。
パッケージデザインにはアフリカゾウが描かれており、アフリカから届いているということを印象付けられますね。
今回の講座は以上とします。宿題として以下の問題を解いてきてください。
1.KENのキーワードは?
2.KENと相性の良い風味は?
3.KENのパッケージデザインは?
ではまた~。